日本製の器(うつわ)でたのしむお茶~メイドインジャパン~

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世界に誇るメイドインジャパンの器(うつわ)

【matchaブーム到来!】どうして抹茶が世界で愛されているのか

近年、抹茶(まっちゃ)はアメリカやヨーロッパ、アジアなどの海外で「matcha」の表記で通じるようになってきております。海外において抹茶は注目を集めており、ブームと言えるほどにまで輸出市場が成長しています。

【美容と健康に】抹茶の栄養について

抹茶は栄養価が高く、海外においても「抹茶は健康に良い」と評価されています。抹茶には抗酸化作用を持つ「ポリフェノール」や腸内環境を整える「食物繊維」、リラックス効果をもたらすアミノ酸「テアニン」などが含まれており、健康や美容のことを考えてカフェでコーヒーの代わりに抹茶を注文するビジネスマンも増えています。

【アレンジ自在】お菓子やアルコールに

日本では、抹茶はカフェやスイーツ、お菓子などに多く利用されていますが、海外でも同様にアレンジされており、海外向けのウェブサイトでは、日本でもおなじみとなった抹茶ラテやクッキー、ケーキなどの定番メニューだけでなく、ウイスキーで割ったハイボールに加えるなど、抹茶を使ったさまざまなレシピが紹介されております。matchaフレーバーはすでに世界各国に浸透しているといってよいでしょう。

【抹茶愛好家】インフルエンサーも大注目!!

抹茶が世界に広まった理由には、SNS上でのインフルエンサーによる拡散があったこともあげられます。国際的に活躍するファッションモデルが立ち上げたブランドでも抹茶を販売しているほどです。

世界でたのしまれる抹茶について

  • アメリカ:ニューヨークのブロードウェイにある抹茶専門カフェでは日本では味わえないようなオリジナル抹茶ドリンクを提供。健康意識が高いニューヨーカーに人気です。
  • イギリス:日本でも人気の京都祇園の「辻利」が運営する抹茶専門カフェがイギリスに進出。イギリスにいながら日本の味が楽しめると、日本ファンにもとても評判が良く、ロンドンだけでなく、マンチェスターやリバプールなどにも店舗が増えているので、抹茶はイギリス人に受け入れられているといえるでしょう。
  • タイ:抹茶を使用した飲み物や食べ物だけでなく、タイでは茶道具の茶せんが人気を集めています。ご自宅で抹茶を点て、抹茶ラテを作って楽しんでいる人もいます。

ZEN(禅)と抹茶

昨今、海外で注目されているZEN(禅)の考えと抹茶文化が組み合わさり、心を落ち着けて静かに抹茶を点てる時間が、同じく心を落ち着け自分を見つめ直す禅と通ずると考えられております。京都で茶道体験をした外国人観光客からは、苦すぎる本来の抹茶の味に驚きを隠せなかった、とのコメントも寄せられているので、まだ本来の抹茶の苦い味は、海外ではあまり知られていないのかもしれませんが、現在はアメリカやヨーロッパ諸国での抹茶需要が高まっており、輸出が多く、アメリカやイギリス、ヨーロッパ諸国では抹茶カフェが次々オープンしています。抹茶は今後も世界中に受け入れられていくと考えてよいでしょう。

暮らしを彩る日本の器

日本の豊かな四季の風情は、それぞれに季節の文化を育んできました。古(いにしえ)より繊細な感性と美意識を持つ日本人は、暮らしにも季節の草花や風景を器にしたため大切な客人をもてなしてきました。時代が変わっても、人を中心とした暮らしや食卓をさりげなく演出するのは、こういった生活の道具たちです。

~うるしの、チカラ~ 抗ウイルス・抗菌パワー

天然素材の漆(うるし)には、ウイルスや菌の抑制効果があることが科学的に証明されております。縄文時代より日本では漆が使われ、漆を塗った漆器が、日本人の日常生活を支えてきました。古くから漆には防腐、防虫効果があるとの言い伝えがあり、これまでも漆の抗菌作用について研究されておりましたが、優れた天然の塗料である漆には、近年、抗菌に加えて、抗ウイルスについても効果があることがわかりました。食中毒を引き起こす菌も抑えることが証明されています。

出典:日本漆器協同組合連合会

日々の暮らしに漆製品を取り入れてみませんか?

漆塗りの食器は、軽く、熱が伝わりにくいので手が熱くなりません。

会津塗について

ジャパンプライズが厳選した会津漆器は、伝統的なものから、現代にマッチしたモダンなものまで広く皆さまにご愛用いただいております。

漆を使った技術は日本を含む東アジアを中心として発達し、生活の中で受け継がれてきました。その歴史はとても古く、今から遡る事約6,200年前の中国で遺跡発掘の際に発見された漆椀が最古の物だと言われていました。ところが、さらに古い時代の漆を使った装飾品が日本で見つかり、その後またさらに古い約12,600年前の漆の木の枝が福井県で出土しています。現存する最古の漆の枝は、日本人の血統を今の漆器に伝えています。毎日使う器は丈夫で軽く永く使えて綺麗なものがいい、そうした器の本質を備えた漆器は、古代より武士の時代、現在へと時代に合わせた使われた方に進化してきました。一方、器に盛る日本料理は目と舌、そしてその場の空気感を楽しむ多彩な側面が文化として発達し「和食」として世界文化遺産に登録されています。器にもその料理同様、目で見て楽しみ、料理を味わい、季節感を感じる趣があり、料理を引き立てる重要な存在としてなくてはならない位置づけを担っています。 漆器に携わる職人は、木地、塗り、漆絵、蒔絵などの日本が誇る伝統技術を今に伝えています。それは日々発展を続け、国内外を問わず使う方々の気持ちを豊かにし続けています。

漆器のお手入れ方法

漆器はデリケートで手入れが難しいとお考えではありませんか?漆はとても丈夫な天然の塗料です。少しのお手入れで、いつまでも美しくお使いいただけます。親しいお客様との楽しいお食事が済みました。これから後片付け。塗物もたくさん使ったし…後始末が難しそう…。考えるだけでうんざりですね。でも一度、この手順で試してください。漆器のお手入れは意外なほど簡単です。

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